Lisra.jp アプリ開発ブログ

特定非営利活動法人位置情報サービス研究機構(Lisra.jp)が提供するアプリ「駅.Locky」「時刻表.Locky」についてのお知らせを行います。

駅.Lockyバージョン2.51アップデート内容

駅.Lockyバージョン2.51アップデートが公開されました。

今回のアップデートでは、前回のアップデートで追加された時刻同期の機能が、アプリ起動時に自動的に行われるようになります。
但し、起動時に毎回同期が行われるのではなく、最後の同期から1日経過する毎に同期が実行されます。


この設定は「データ管理」->「設定」の中でON/OFFを切り替える事ができます。iPod touchなど、どこでもネットに接続できない端末ではOFFにしておいた方がいいかもしれません。


駅.Lockyバージョン2.5アップデート内容

バージョン2.4の公開から間もないですが、駅.Lockyのバージョン2.5アップデートを提出しました。
1週間程で公開される予定です。
アップデート内容についてお知らせします。

ネットワーク時刻同期機能

サービス開始当初から要望の強かったネットワークによる時刻同期機能ですが、今回のアップデートで対応することになりました。
時刻の同期は自動では無く、データ管理画面から手動で行って頂く必要があります。

この時刻同期は駅.Lockyのカウントダウンの値を補正するだけで、元となるiOSの時刻を補正するものではありません。OSの時刻を操作することは現在のAPIの制約により不可能ですので、ご了承ください。
私の環境で調べてみた結果、iPhoneの内部時計は1日に1〜2秒ほど遅れが生じるようです。ズレの無い状態を維持するには、2,3日おきに1度、定期的に時刻同期を行うのが良いと思います。



尚、今回実装される時刻同期機能はNTPに対応したものではなく、HTTPによって駅.Lockyのサーバから時刻を取得するという非常に簡単な仕組みです。駅.Lockyサーバは定期的にNTPによる時刻同期を行っていますので、それほど大きな誤差が生じることは無いと思われますが、お使いの端末の同期時の通信状態によっては数秒の誤差が生じる場合がありますので予めご了承ください。

駅検索機能

端末内に保存されている時刻表データを、駅名を入力して検索できるようになります。

iOS3.xで起動しない問題を修正した駅.Lockyバージョン2.4が公開されました。

昨日、駅.Lockyのバージョン2.4アップデートが公開されました。
このアップデートにて、前バージョンでiOS3.x上で動かなかった不具合が修正され、問題なく利用できるようになります。

iOS3.xユーザの皆様には多大なご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ありませんでした。


また、バージョン2.4では不具合の修正に加えて、スケジュールアラーム機能が追加されます。

スケジュールアラーム機能

スケジュールアラーム機能は、あらかじめ指定した時間にアラームを鳴らす機能です。自宅を出るタイミングをうっかり逃さないようにアラームを鳴らしたり、無線LAN基地局が少なくてWiFi検出アラーム機能が利用できない場合などに、電車が到着する時間をあらかじめセットしておくことで、降り過ごし防止アラームとして利用することもできます。

設定方法
  1. カウントダウン画面中央左にある、アラームボタンをタップします。
  2. 「スケジュールアラーム」を選択します。
  3. ピッカーでアラームを鳴らしたい時刻を選択し、リスト中にある「+(プラス)」ボタンを押します。
  4. スケジュールが追加されるので、よければ「完了」を押します。

以上で設定が完了します。これで、アプリの起動中でも、終了していてもアラームがなります。ただし、以下の事に注意してください。

注意事項
  • アラームにはiOS4.0以上で利用可能なLocal Notificationの機能を利用しているため、iOS3.xでは利用できません
  • Local Notificationは指定の時刻に確実に通知されるものではないため、1,2分ずれてアラームが鳴る場合があります。
  • マナーモードでアプリを終了した状態や、スリープ状態にしている場合、ヘッドフォンを利用している状態であってもアラーム音は鳴りません。確実にアラーム音とバイブレーションを鳴らすには、アプリを起動したままの状態にしてください(ポケットに入れて利用する場合は近接センサオプションを利用される事をオススメします)。

アップデートインストール時の問題について

AppStoreのレビュー等で、アップデートのインストール中にインストールが停止してしまい、そのまま何もできなくなるという問題が報告されていますが、この問題はiOS側に原因があると思われます。駅.Lockyのプログラムに不具合があるわけではありませんので、その点をご理解ください。
iPhone本体を再起動した後アップデートをやり直す事で問題なくインストールできる場合があるようですので、問題が生じた場合はお試し下さい。

【重要】iOS3.xでの駅.Lockyバージョン2.3アップデートに関する注意

iOS3.xを利用されているユーザの皆様。

先日公開した駅.Lockyバージョン2.3アップデートにて、
iOS3.x上で起動しなくなってしまう不具合が報告されています。
iOS4.xでの動作は問題ありません。)


致命的な問題でしたので、早急に修正版のアップデートを提出させていただきました。
アップデートが公開されるまで、1週間ほどかかる見込みです。
iOS3.xユーザの皆様は、修正版の公開まではアップデートしないようにして頂くか、
iOS4.1へOSのバージョンアップをして頂くことを推奨します。

ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。


尚、アップデートのインストール中に固まってしまい、アプリの起動も削除も再インストールもできなくなってしまうという問題があるようですが、これは他のアプリのアップデートでも稀に生じるらしく、恐らくOS側の問題だと思われます。

一部の路線にて試験的に運行情報の表示に対応します

駅.Lockyにて、一部の路線の時刻表を表示した際に、カウントダウン画面の情報スペースに電車の運行情報が表示されるようになります。

駅.Lockyの情報スペースは、こちらから情報を送信することができる様になっていますが、今回、この仕組を利用して試験的に電車の運行情報の表示を行わせて頂くことにしました。

運行情報表示の条件

運行情報の表示には以下の条件を満たしている必要があります。

  • インターネットに接続できる状態であること
  • 路線が運行情報表示に対応していること(対応している路線は後ほど掲示します)
  • 設定で「利用情報の送信」がオンになっていること

もし運行情報の表示を止めたければ、設定で「利用情報の送信」をオフにしてください。

情報元について

この運行情報は@sunkさんがTwitter上で提供されている運行情報botから取得させて頂いています。大変有用なbotの運用に感謝いたします。
http://train.16tons.org/#c57

注意事項

  • 情報スペースへの情報提供を行っているサーバの状況によっては、Twitterに運行情報が投稿されていても情報が表示されない場合があります
  • 提示する運行情報により発生したいかなる損害について一切責任を負いません
  • 今回の運行情報提供は試験的なものですので、今後予告なしに情報提供を中止する場合があります

駅.Lockyバージョン2.3アップデート内容

駅.Lockyバージョン2.3アップデートをAppStoreに提出しました。
数日中にダウンロード可能になる予定です。

今回のアップデート内容は以下になります。

フィルタリング機能

普段、普通列車や特急列車のみしか利用しない場合などに、不要な電車の発車情報をカウントダウンから除外して表示することが可能になります。

設定方法
  1. カウントダウン画面の設定ボタン(歯車アイコン)をタップして、「フィルタ設定」を選択。
  2. フィルタする項目を選択し、「完了」を押す。

選択した項目が電車の備考情報に含まれていれば、その電車はフィルタリングされます。


不具合の修正

  • 午前3時以降の電車があると正しく表示されない問題の修正
  • 起動デフォルト時刻表が正しく表示されない問題の修正
  • 方面が1つだけの駅でも、方面名の横に「▼」が表示されてしまっていた問題の修正
  • 起動中にWiFi情報を2回アップロードしようとすると落ちる問題の修正
  • 所持している時刻表が多すぎると、時刻表の更新チェック中にアプリが落ちてしまう問題の修正
  • 時刻表ダウンロード失敗時に操作不能になる問題の修正

その他の変更点

  • 時刻表ダウンロード中のキャンセルを可能に
  • 情報スペースから時刻表の作者名の表示を削除
  • URL Schemeへの対応

【重要】7月10日アップデートのインストールに関する注意

7月10日に駅.Locky及び時刻表.Lockyのアップデートが公開されましたが、iOS4上にこのアップデートをインストールされた方、またはこれからされる方にお知らせします。

今回のアップデートをiOS4iPhoneにインストールした後、アプリを起動すると、以下のような不具合が発生する恐れがあります

  • 位置情報モードで緯度経度情報が取得できなくなり、他の位置情報を利用するアプリ(GoogleMapアプリ)などでも位置情報が取得できなくなる
  • アプリ起動後、数秒間画面が固まったままになる
  • 画面が真っ暗になる


上記のいずれかの問題が発生した場合は、一度iPhone本体を再起動してみてください。
一度だけ再起動すれば、それ以降は問題なくアプリが利用できるようになり、起動・終了を繰り返しても問題は発生しなくなると思います。
(スリープボタンを長押しして電源オフし、再度スリープボタンを長押しすると起動します)


この問題の原因はまだはっきりとわかっていませんが、おそらく今回のアプリのバージョンアップ前後で位置情報サービスの利用の仕方が若干変更されているため、バージョンアップ後の最初の起動においてだけ、この状態が上手く引き継がれないことによってiOS4の位置情報サービス全体に不具合を発生させてしまうのではないかと思われます。位置情報サービスの状態はiPhone本体を再起動することによってリセットでき、それ以降は問題なく動作するようになりますので、安心してご利用ください。


念のため、不具合が発生しているかどうかにかかわらず、一度iPhoneを再起動をされることをお勧めします。

度々ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんが、よろしくお願いします。