Lisra.jp アプリ開発ブログ

特定非営利活動法人位置情報サービス研究機構(Lisra.jp)が提供するアプリ「駅.Locky」「時刻表.Locky」についてのお知らせを行います。

バージョン1.1の新機能

バージョン1.1の実装がほぼ完了したので、
追加される新機能をご紹介しようと思います。

デフォルト方面設定

駅を選択する際、これまで複数の方面がある駅では必ず選択しなければなりませんでしたが、あらかじめ普段使う方面を設定しておく事で自動的にその方面を選んでカウントダウンを表示してくれるようになります。また、設定をしていない場合でも、最後に開いた方面が自動的に選択されます。

デフォルト方面の設定は、これまでの起動デフォルト時刻表設定のように時間帯別で設定することができます。そのため、乗換駅で出勤時と帰宅時に利用する路線や方面が違う場合にも対応する事ができます。

この機能は設定でON/OFFできます。

起動時に現在地の時刻表を自動的に表示する機能

起動時にWiFi情報により駅を検出した場合、自動的にその駅のカウントダウンを表示します。どの路線や方面が複数ある場合にどの時刻表を表示するかは、デフォルト方面設定に基づいて決定されます。

この機能も設定でON/OFFできます。

カウントダウン画面から路線を切り替え可能に

同じ駅で複数の路線がある場合に、カウントダウン画面でも路線名の部分をタップすることで他の路線に切り替える事ができるようにしました。起動時に間違った時刻表が表示されてしまっても、ここから素早く他の路線に切り替えられます。

更新チェック機能


自分の持っている時刻表の更新を簡単にチェックできるようにしました。「データ管理」の「更新をチェック」を開くと、自分の持っている路線の一覧と更新の有無が表示され、路線別に更新を一括ダウンロードできます。
(全ての駅を一括更新ではなく路線別なのは、時刻表の数が多い場合にダウンロードに時間がかかりすぎてトラブルが起きやすくなるのを防ぐためです)

時刻表の個別削除機能


時刻表を路線・駅・方面単位で個別に削除できるようにしました。
「駅選択」画面で、消したい路線や駅のセルをスワイプすると、「削除」ボタンが表示され削除できます。駅を削除する際は、方面を個別に削除するか選択できます。

近接センサを利用した画面ロック機能

設定画面で「近接センサの利用」をオンにすると、スリープ状態にしなくてもポケットに入れた時などに画面が消灯しロックされるようになります(ポケットから取り出すとすぐ画面が表示されます)。今はあまり利用価値が無いかもしれないですが、電車到着前にアラームを鳴らしたり、特定の駅のWiFi情報を受信した際にアラームを鳴らすという機能の実装を今後予定していますので、そこで活用できるようになると思います。



主な新機能は以上になります。アップデートはAppleの審査通過後になりますので、約2週間ほどかかるかと思いますので、今しばらくお待ちください。