Lisra.jp アプリ開発ブログ

特定非営利活動法人位置情報サービス研究機構(Lisra.jp)が提供するアプリ「駅.Locky」「時刻表.Locky」についてのお知らせを行います。

駅.Locky バージョン 4.0 をリリースしました

本日、iOS 版の 駅.Locky バージョン 4.0 を本日リリースしました。
新たに追加された機能をご紹介します。


現在、バージョン4.0にて以下の不具合を確認しており、修正版をApp Storeの審査に提出中です(6/2)。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

  • iOS 8以下のバージョンにて、起動後に画面が表示される前に強制終了してしまう
  • アプリ起動時に最寄り駅のカウントダウンを自動で表示する機能が機能していない
  • 時刻表が1つもダウンロードされていない状態で「時刻表リスト」を開くと、アプリが強制終了する
  • 路線と方面の切り替えを行う画面にて、右上の「編集」ボタンを押すとアプリが強制終了する
  • 起動デフォルト時刻表が全ての時間帯で設定されていない状態で、Apple Watch設定の「時刻表データを更新」ボタンを押すとアプリが強制終了する

iOS アプリの新機能

駅選択画面で、ダウンロードしていない駅の情報も表示される機能を追加

これまで駅.Lockyでは、最初に「データ管理」画面から時刻表のダウンロードを行う必要がありましたが、今回のアップデートから、「駅選択」画面にてダウンロードしていない駅の情報もサーバーから取得して表示されるようになりました。

「最寄り駅から選択」では、現在地周辺(5km以内)にダウンロード済みの時刻表がない場合は、サーバー上から最寄り駅の情報を検索して表示します。また、「もっと見る…」を押した先では、常にサーバー上から最寄り駅を検索し、ダウンロードしていない駅もリストに表示されます。

まだダウンロードしていない駅には、雲の形のアイコンが表示されるようになっています。

「駅選択」→「時刻表リスト」では、これまで通りのダウンロード済みの路線から選択するのとは別に、サーバー上の駅リストを都道府県から選択できるようになっています。

起動デフォルト時刻表の設定画面の変更

Apple Watch のコンプリケーションで表示する時刻表を分かりやすく設定できるよう、起動デフォルト時刻表の設定画面の変更を行いました。

カウントダウン画面右上の歯車ボタンから、「起動デフォルト時刻表設定」を選択して設定できます。

Apple Watch アプリの新機能

ネイティブアプリ化

Watch OS2 に対応し、ネイティブアプリ化したことにより、全体的な動作速度が向上しました。

コンプリケーションに対応

Watch OS 2 から追加された、コンプリケーション(文字盤での情報表示)に対応しました。
普段利用する駅を時間帯別に設定しておくと、文字盤上で次の発車までの時間を見ることができます。タイムトラベル機能を利用して、直近以降の電車の発車時刻も文字盤上で確認することもできます。

コンプリケーションへの表示には、予め iOS アプリ側で設定を行う必要があります。
iOSアプリにて起動デフォルト時刻表の設定を行い、「Apple Watch設定」画面から、コンプリケーション用時刻表データの送信(更新)を行ってください。